「本当にやりたいことがわからない」「自分に自信が持てない」——。そんなふうに感じて自分を責めた経験がある人は少なくないだろう。7月9日に東洋経済オンラインで公開された記事のなかで、精神科医のTomy氏は、こうした状態を「ごく自然な状態」だと語っている。就職活動や進路選択に悩む学生、キャリアに迷う社会人にとって、自分の心との向き合い方を考えるヒントになりそうだ。
「やりたいことがわからない」はマイナスではない
多くの人は「やりたいことがわからない」「自信が持てない」と感じたとき、自分に何か問題があるのではないかと考えてしまう。しかしTomy氏は、そうした感覚を否定的にとらえる必要はなく、むしろ自然な状態だと説明しているという。
自分の目標や進むべき道がはっきり見えない時期は、誰にでも訪れうるものだ。記事では、そのような状態を無理に打ち消そうとするのではなく、まずは「そういう状態なのだ」と受け止める姿勢が示されているとみられる。
停滞感の正体をどう考えるか
「やりたいことがわからない」という感覚は、しばしば停滞感として表れる。前に進めていないように感じ、焦りや不安につながることもある。
Tomy氏はこうした停滞感について、必ずしもマイナスの状態ではないという立場を示している。自分を責める材料にするのではなく、今の自分の状態を客観的に見つめ直す機会ととらえる考え方が紹介されているとみられる。
なお、心の状態の感じ方や受け止め方には個人差があり、悩みの深さや背景も人それぞれである。ここで紹介されている考え方は、あくまで一つの見方として参考にすることが望ましい。
自分と向き合う際のヒント
進路やキャリアに迷う場面では、「早く答えを出さなければ」という気持ちが強くなりやすい。しかし、答えがすぐに見つからないこと自体が問題だとは限らない。
自分に自信が持てないと感じるときも、それを欠点として否定するのではなく、まずは現状をありのままに認めることが、次の一歩につながるという考え方がある。焦って無理に前へ進もうとするより、自分の状態を受け入れることが結果的に前進のきっかけになる場合もあるといえるだろう。
まとめ
7月9日に公開された記事のなかで、精神科医Tomy氏は「やりたいことがわからない」「自信が持てない」という感覚を、ごく自然な状態だと語っている。こうした感覚を自分の弱さとして責めるのではなく、まずは受け止めることが、停滞感と向き合う手がかりになるという見方だ。進路やキャリアに悩む人にとって、自分の心の状態をどうとらえるかを考える一つの視点として参考になりそうだ。
なお、心の悩みの受け止め方には個人差があり、深刻な不調を感じる場合は専門機関に相談することも選択肢となる。