7月30日、東洋経済オンラインが守屋淳氏と田久保善彦氏による対談記事を公開した。歴史上の人物の実践から、現代企業が新規事業を生み出すためのヒントを探る内容で、変化の激しい時代を生き抜く企業経営のあり方を考えるきっかけになる。
30秒でわかるポイント
- 守屋淳氏と田久保善彦氏が、明治期の実業家・渋沢栄一らの実践から学べる教訓について対談
- テーマは「イントレプレナー」(企業内で新規事業を立ち上げる社員)の現状や成功・失敗との向き合い方
- 「乱世とは志高く新しいものを生み出せる時代である」という視点で、変化の乗り越え方を議論
対談のテーマ「乱世をどう生きるか」
今回の対談では、明治期の実業家たちが激動の時代をどう生き抜いたかが焦点となっている。
タイトルにある「乱世とは志高く新しいものを生み出せる時代である」という言葉は、変化の激しい状況を悲観的に捉えるのではなく、新しい挑戦のチャンスとして捉える視点を示しているとみられる。
現代の日本企業も、市場環境の変化や技術革新など、先を読みにくい時代に直面している。歴史上の人物の実践から学ぶことで、今の経営課題へのヒントを得ようという狙いがあると考えられる。
イントレプレナーとは何か
対談で扱われているキーワードの一つが「イントレプレナー」だ。
これは、企業に所属しながら社内で新規事業を立ち上げる人材を指す言葉で、独立して起業する「アントレプレナー(起業家)」とは区別される。
概要によると、対談ではイントレプレナーの現状や成功例、そして失敗との向き合い方についても触れられているという。新規事業への挑戦には失敗がつきものであり、それをどう乗り越えるかが企業の持続的な成長に関わるテーマとされている。
渋沢栄一ら明治の実業家に学ぶ姿勢
対談では、渋沢栄一をはじめとする明治期の実業家の実践が取り上げられている。
明治時代は西洋の技術や制度が急速に流入し、日本社会が大きく変化した時期だった。そうした時代を生きた実業家たちの判断や行動には、現代企業が新規事業を生み出す際の参考になる要素があるとみられる。
対談ではさらに、こうした歴史上の実践と、現代企業が直面するリアルな課題を交差させながら議論が展開されているという。歴史と現代を行き来する視点は、単なる過去の偉人礼賛にとどまらず、実務に活かせる教訓を引き出す試みといえる。
「胆力」を磨くという視点
概要では、対談のテーマの一つとして「胆力の磨き方」も挙げられている。
新規事業への挑戦には不確実性がつきまとう。成功が保証されていない状況で意思決定を続けるには、精神的な強さや覚悟が求められるという視点が背景にあるとみられる。
この点も、歴史上の実業家たちがどのように困難な局面で決断を下してきたかという観点から論じられている可能性が高い。
まとめ
今回の対談は、明治期の実業家たちの実践を手がかりに、現代の日本企業が新規事業を生み出す上でのヒントを探る内容となっている。イントレプレナーの育成や失敗との向き合い方、胆力の磨き方といったテーマは、変化の激しい時代を生きるビジネスパーソンにとって身近な関心事といえる。今回は前編とされており、続報の内容にも注目が集まりそうだ。
出典: 東洋経済オンライン