「1日1万歩」は必要ない?厚生労働省が示した歩数の新常識

8月31日、プレジデントオンラインが「1日1万歩」という従来の目標について、厚生労働省が2024年に見直しを行っていたと報じた。血糖値が気になる人にとって、運動のハードルを下げるヒントになる内容である。

30秒でわかるポイント

  • 厚生労働省が2024年に歩数に関する新たな考え方を示した
  • 「1日1万歩」を無理に歩くことが膝への負担につながる可能性がある
  • 立つ時間を増やす、掃除や買い物を工夫するなど、日常動作でも血糖値改善が期待できる

「1万歩」神話を見直す動き

これまで健康の目安として広く知られてきた「1日1万歩」という数字。しかし、この目標を厳格に守ろうとするあまり、に過度な負担をかけてしまうケースがあるという指摘がある。

無理に歩数を稼ごうとすることが、かえって体に悪影響を及ぼす可能性が示された形だ。

厚生労働省が2024年に示した新たな考え方

厚生労働省は2024年、健康づくりのための目標歩数について新たな方針を打ち出した。

従来のように「歩数そのもの」を絶対視するのではなく、個人の体力や生活状況に合わせた運動量を重視する考え方へとシフトしているとみられる。

血糖値改善には歩数より生活の工夫

血糖値の管理を意識していても、本格的な運動を始めるのはハードルが高いと感じる人は少なくない。

そうした人に向けて、記事では日常動作の工夫が有効だと紹介されている。

具体的には、次のような取り組みが挙げられる。

  • 座っている時間を減らし、立つ時間を増やす
  • 掃除をこまめに行う
  • 買い物の際に歩く距離を意識する

これらは特別な運動をしなくても、日々の生活の中で血糖値改善につながる可能性があるという。

専門家が指摘する膝への負担

歩数を追い求めすぎることのリスクとして、膝への負担が挙げられている。

特に運動習慣がない人がいきなり1万歩を目指すと、関節に負担がかかりやすいと伝えられている。

無理のない範囲で体を動かすことが、結果的に長く健康を維持するためのポイントになるとみられる。

まとめ

厚生労働省が2024年に見直した歩数の考え方は、「歩数の数字」よりも「日常生活での体の動かし方」に目を向けるものだったと言える。血糖値が気になる人にとっても、特別な運動をせずに立つ時間や家事の工夫だけで改善が期待できる点は取り入れやすいポイントだろう。一方で、1万歩という目標が膝に負担をかける可能性がある点も踏まえ、自分の体力に合った無理のない運動量を意識することが求められそうだ。

出典: プレジデントオンライン