7月3日、京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行の順番を決める「くじ取り式」が行われ、前祭(さきまつり)の「山一番」は郭巨山(かっきょやま)、後祭(あとまつり)は鯉山(こいやま)に決まったことが伝えられました。祇園祭は日本を代表する夏の伝統行事であり、その巡行順を決める伝統儀式は、毎年多くの注目を集めます。
くじ取り式とは何か
くじ取り式は、祇園祭の山鉾が市中を巡行する際の順番を、くじによって公正に決めるための儀式です。かつては巡行順をめぐる争いが起きたことから、順番をくじで決める方式が導入されたと伝えられています。
現在は京都市議会の議場を舞台に、各山鉾町の代表がくじを引く形で執り行われます。長い歴史のなかで受け継がれてきた儀式であり、京都の夏の風物詩の一つとして位置づけられています。
「山一番」の郭巨山とは
前祭の巡行で、くじによって順番が決まる山のうち先頭を務めるのが「山一番」です。今回の式では、この「山一番」を郭巨山が引き当てました。
「山一番」に選ばれることは各山鉾町にとって名誉とされ、巡行での注目度も高まります。前祭は祇園祭のなかでも多くの見物客が訪れる場面であり、先頭を進む山として郭巨山が巡行を彩ることになります。
後祭は鯉山が先頭に
祇園祭は前祭と後祭に分かれて巡行が行われます。今回のくじ取り式では、後祭の先頭を鯉山が引き当てたことが伝えられました。
前祭と後祭ではそれぞれ巡行の日程やルートが異なり、参加する山鉾も分かれています。二つの巡行それぞれで先頭を務める山が決まったことで、今年の祇園祭に向けた準備が本格的に進んでいくとみられます。
まとめ
7月3日に行われた祇園祭のくじ取り式で、前祭の「山一番」は郭巨山、後祭の先頭は鯉山に決まったことが伝えられました。くじ取り式は巡行順を公正に決めるための伝統儀式であり、京都の夏を告げる行事の一つです。
祇園祭は長い歴史を持つ日本の伝統行事であり、その運営や巡行のあり方は地域の人々によって受け継がれてきました。今回決まった巡行順をもとに、今年の祇園祭がどのように進行していくのか、今後の動きが注目されます。時事のネタとしても、日本の伝統文化を語るうえで押さえておきたい話題といえるでしょう。