大学1年生の9割が生成AI利用 私大調査で見えた学生の使い方とは

7月6日、ある私立大学が実施した調査で、大学1年生のおよそ9割が生成AI(文章や画像などを自動で作り出すAI技術)を普段から利用しているという結果が伝えられました。学生生活にAIが深く浸透している実態を示すデータとして、教育の現場でも注目される話題です。

9割が「普段から利用」という結果

この調査によると、大学1年生の約9割が生成AIを日常的に利用していると回答したと伝えられています。生成AIは、ここ数年で急速に普及したツールで、質問に答えたり文章を作成したりできるサービスが代表例です。

かつて新しい技術は社会人や専門職から広がることが多かったとされますが、今回の調査結果は、大学に入学したばかりの若い世代にとって、生成AIがすでに身近な存在になっていることをうかがわせます。なお、調査の具体的な回答人数や大学名などの詳細は、今回伝えられた情報の範囲では明らかにされていません。

学生はどのように使っているのか

学生が生成AIをどのような場面で活用しているのかは、多くの人が関心を持つポイントです。一般に、レポート作成の下調べ、文章の要約、アイデア出し、プログラミングの補助など、さまざまな使い方が考えられます。

ただし、今回の調査で具体的にどの用途が多かったのかについては、報じられた情報だけでは断定できません。学習の補助として役立てる使い方から、日常的な調べものまで、幅広い活用が想定されるとみられます。

教育現場に問われる向き合い方

生成AIの利用が広がる一方で、教育の場ではその扱いをめぐってさまざまな見方があります。

活用を推進する立場からは、「効率的に学べる」「新しいスキルとして身につけるべきだ」という意見があります。一方で、慎重な立場からは、「自分で考える力が育ちにくくなるのではないか」「レポートなどで安易に使うと学習の意味が薄れる」といった懸念も指摘されています。

こうした賛否は、どちらか一方が正しいというものではなく、大学ごとに指針づくりが進められている段階だと考えられます。学生自身がAIとどう付き合うかを考えることが、今後ますます重要になりそうです。

まとめ

7月6日に伝えられた私立大学の調査では、大学1年生の約9割が生成AIを普段から利用しているという結果が示されました。若い世代にとってAIが日常的なツールになりつつある一方、その使い方や教育現場での位置づけについては、さまざまな見解が並んでいます。AIとどう向き合うかは、学生だけでなく社会全体で考えていくテーマといえるでしょう。