2026年8月7日、人事分野の調査研究機関であるHR総研などが、2027年春に卒業予定の大学生らを対象に行った調査結果を公表した。就職活動で生成AIを「利用していない」と回答した学生はわずか3%にとどまり、ほぼ全ての学生が就活で生成AIを何らかの形で活用している実態が明らかになった。
30秒でわかるポイント
- HR総研などの調査で、2027年春卒業予定の大学生の97%が就活で生成AIを利用と回答
- 「利用していない」と答えた学生はわずか3%
- 面接で生成AIを使った内容について深く聞かれ、困惑する学生もいたと報告されている
ほぼ全員が生成AIを活用する実態
今回の調査は、2027年春に卒業を予定している大学生らを対象に実施された。
結果として、就活で生成AIを「利用していない」と回答したのは全体のわずか3%だった。
裏を返せば、残りの97%の学生が、就職活動のなんらかの場面で生成AIを利用していることになる。
エントリーシートの文章作成や面接対策など、具体的にどの場面で使われているかについては、調査結果の中でさらに詳しく分析されているとみられる。
面接で内容を追及され困惑する学生も
調査では、生成AIの利用について面接で深く追及され、困惑したという学生の声も紹介されている。
企業側が学生の自己分析や志望動機について、生成AIにどこまで依存しているかを確認しようとする動きがあるとみられる。
一方で、学生側は生成AIを活用しつつも、自分の言葉で説明することを求められる場面に戸惑いを感じているケースがあるようだ。
就活における生成AI利用の広がり
生成AIの普及は、学生の就職活動のスタイルを大きく変えつつある。
エントリーシートの下書きや、面接での想定質問への回答準備など、さまざまな用途で活用されているとみられる。
一方で、企業側がどこまで生成AIの利用を許容するか、また学生自身の考えや個性をどう評価するかは、今後も議論が続く可能性がある。
就活における生成AI利用については、便利さを評価する声と、学生自身の力を測りにくくなるという懸念の両方が存在すると考えられる。
まとめ
2026年8月7日に公表されたHR総研などの調査によると、2027年春卒業予定の大学生の97%が就活で生成AIを利用していると回答した。一方で、面接で生成AIの利用内容を追及され、困惑する学生もいたことが報告されている。就活における生成AIの活用は今後も広がりを見せる一方で、企業側の対応や評価基準についても注目が集まりそうだ。
出典: ITmedia NEWS