8月14日、ITmedia NEWSが「水没した車のエンジンをかけないで」「EVはむやみに触らないで」とする注意喚起の内容を伝えた。大雨や浸水被害の際に車両火災のリスクがあることが背景にあり、通勤や通学で車を利用する人にとっても知っておきたい情報だ。
30秒でわかるポイント
- 水没した車は自分でエンジンをかけないよう呼びかけられている
- ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は高電圧システムを搭載しており、車両に触れないよう注意喚起されている
- 火災が発生するおそれがあるとされている
水没車のエンジン始動に注意
今回伝えられた内容によると、水没した車については自分でエンジンをかけないよう呼びかけられている。
水に浸かった車両の内部には、通常とは異なる状態の電気系統や機械部品が存在する可能性がある。
こうした状態でエンジンを始動させると、思わぬトラブルにつながるおそれがあるとみられる。
EV・HVは高電圧システムに要警戒
概要では「ハイブリッド車、電気自動車の場合は高電圧システムを搭載しているので車両に触らないでください」との注意点が示されている。
高電圧システムとは、EVやHVの駆動用バッテリーやモーターに関わる電気系統のことで、一般的なガソリン車よりも高い電圧が扱われている。
このため、水没や事故などで車両が損傷した場合、通常の車以上に感電や火災のリスクが高まる可能性があるとされている。
火災発生のおそれとその理由
今回の注意喚起では、火災が発生するおそれがある点が強調されている。
水没によってバッテリーや電気系統に異常が生じた場合、時間差で発火するケースがあることが知られている車両区分もあり、水に浸かった直後だけでなく、しばらく時間が経ってからもリスクが残る可能性がある。
そのため、水没した車やEV・HVについては、素人判断で操作したり触れたりせず、専門知識を持つ業者や関係機関に確認することが呼びかけられている。
通勤・通学で車を使う人が意識したいこと
大雨や台風などで道路が冠水するシーズンには、車が水に浸かってしまうケースも起こり得る。
普段からガソリン車・HV・EVを問わず、水没した車両については自己判断で始動・操作しないという基本姿勢を持っておくことが、事故や火災のリスクを減らすことにつながるとみられる。
特にEVやHVを所有・利用している場合は、高電圧システムという仕組みがあることを理解しておくと、いざというときに落ち着いて行動しやすくなるだろう。
まとめ
8月14日に伝えられた内容では、水没した車のエンジンを自分でかけないこと、EVやHVはむやみに触らないことが呼びかけられており、背景には火災発生のおそれがあるとされている。ガソリン車とEV・HVでは注意すべきポイントが異なるため、それぞれの仕組みの違いを知っておくことが役立ちそうだ。通勤や通学で日常的に車を利用する人にとっても、いざという時のために覚えておきたい情報といえる。
出典: ITmedia NEWS