熊本地震、日奈久断層帯で10年前と隣接する領域が発生源か 専門家が分析

8月8日、専門家の分析により、7月28日に発生した最大震度7の地震は、熊本地震の「日奈久断層帯」のうち10年前の熊本地震で活動した場所と隣り合う領域がずれ動いたことで起きたとみられると分かった。断層帯には今も割れ残った部分があるとされ、今後の地震活動への注意が呼びかけられている。

30秒でわかるポイント

  • 7月28日に最大震度7の地震が発生
  • 日奈久断層帯のうち、10年前の熊本地震で動いた場所と隣り合う領域がずれ動いたとみられる
  • 専門家は断層帯に割れ残りがあり、今後も地震を引き起こす可能性があると指摘

8月8日に示された専門家分析の内容

8月8日、専門家による分析結果が明らかになった。

7月28日に発生した最大震度7の地震について、その発生源が日奈久断層帯の一部であることが判明した。

この断層帯は熊本県内を通る活断層で、地震を引き起こす要因として知られている。

10年前の熊本地震との関係

今回の地震は、10年前に発生した熊本地震で実際に活動した領域とは異なる場所で起きたとみられる。

ただし、その場所は10年前に動いた領域と隣り合う位置にあることが分析で示された。

つまり、10年前の地震で動かなかった部分が、今回新たにずれ動いた可能性があるという見方だ。

  • 10年前:熊本地震が発生、断層帯の一部が活動
  • 今回(7月28日):隣接する別の領域がずれ動く
  • 分析発表:8月8日

断層帯に残る「割れ残り」への注意

専門家は、日奈久断層帯には現在も割れ残っている部分があると指摘している。

具体的な時期については「いつかは分からない」としながらも、この割れ残りの部分が今後地震を引き起こす可能性があるとして、注意を呼びかけている。

地震の発生時期を正確に予測することは難しく、断層帯周辺に住む人々にとっては継続的な備えが求められる状況といえる。

まとめ

7月28日に発生した最大震度7の地震は、10年前の熊本地震で活動した領域と隣り合う場所がずれ動いたことで起きたとみられることが、8月8日の専門家分析で明らかになった。日奈久断層帯にはまだ割れ残っている部分があり、今後も地震が起きる可能性は否定できない。地震の正確な時期を予測することは困難だが、こうした専門家の知見を踏まえ、日頃からの備えを見直すきっかけとしたい。

出典: NHK ニュース