7月26日、Metaは、Facebookアカウントの利用者が実在の人物であることを示す無料の認証バッジ「Facebook Verified」を発表しました。なりすましや偽アカウントが問題視されるSNSにおいて、本人確認の手軽な仕組みが広がるかどうか、多くの利用者に関わるニュースといえます。
「Facebook Verified」とは何か
Metaが発表した「Facebook Verified」は、Facebookアカウントの利用者が実在の人間であることを示す無料の認証バッジです。
登録の仕組みは、短い自撮り動画を撮影し、それをプロフィール写真と照合するという方式が採用されています。Metaによれば、この手続きは数分程度で完了するとされています。
取得したバッジは、フリマ機能である「Marketplace」やグループ、そしてプロフィール画面などに表示される仕組みです。これにより、そのアカウントが実在の人物によって運用されていることを他の利用者に示せるようになります。
有料の「Meta Verified」との違い
今回の「Facebook Verified」は、料金がかからない無料のサービスである点が特徴です。
Metaはこれまでにも、有料サブスクリプション(定額課金)サービスとして「Meta Verified」を提供してきました。今回発表された「Facebook Verified」は、この「Meta Verified」とは別のサービスであると、Metaは説明しています。
両者の主な違いは、以下のように整理できます。
- Facebook Verified:無料。自撮り動画とプロフィール写真の照合で、実在の人物であることを示す
- Meta Verified:有料のサブスクリプション
つまり、実在の人物であることを証明するだけであれば無料で対応できるようになった、という位置づけとみられます。
SNSにおける本人確認の広がり
SNSでは、他人になりすましたアカウントや、実在しない人物を装った偽アカウントの存在がかねてより課題となってきました。こうした背景から、各プラットフォームは本人確認の仕組みを模索しています。
今回のように自撮り動画を使った照合方式については、手軽に本人確認ができる利点がある一方で、顔の画像や動画といった生体に関わる情報を提供することへの慎重な見方も存在します。利用者にとっては、利便性とプライバシーのどちらを重視するかという判断が求められる場面といえるでしょう。
なお、本記事は7月26日時点でMetaが発表した内容に基づいており、日本での提供時期や対象地域など、公開情報に含まれない詳細については明らかになっていません。
まとめ
- 7月26日、Metaはfacebookアカウント向けの無料認証バッジ「Facebook Verified」を発表した
- 短い自撮り動画をプロフィール写真と照合する方式で、数分程度で登録できる
- バッジはMarketplaceやグループ、プロフィールに表示される
- 有料の「Meta Verified」とは別のサービスで、料金はかからない
SNSの本人確認をめぐる動きは、利便性とプライバシーの両面から今後も議論が続く分野です。自分が使うサービスの認証機能がどのような仕組みなのかを知っておくことは、面接や会話のネタとしても役立つでしょう。