サムスン電子は7月29日、フォルダブル(折りたたみ式)スマートフォンの新機種を発表し、ラインナップを3路線に拡大する戦略を打ち出した。パスポートサイズの「Galaxy Z Fold8」を皮切りに、さまざまなニーズに応える製品展開が始まっており、今後のスマートフォン市場の競争構図に影響を与える可能性がある。
30秒でわかるポイント
- サムスン電子が7月29日、フォルダブルスマホの新戦略を発表
- パスポートサイズの「Galaxy Z Fold8」など3つの製品ラインで展開
- iPhoneのフォルダブル市場参入が噂される中でのタイミング
サムスンが打ち出した「3路線」戦略とは
東洋経済オンラインの報道によると、サムスン電子は折りたたみスマホ市場において、単一モデルではなく複数の形状・サイズを揃える戦略に転じたとみられる。
その第一弾として位置づけられるのが、パスポートサイズというコンパクトな筐体を持つ「Galaxy Z Fold8」だ。
これまでのフォルダブル端末は特定のユーザー層を意識した製品が中心だったが、今回の展開では「ユーザーの多様なニーズに応える全方位戦略」が始動したと伝えられている。具体的にどのようなサイズ・形状のラインナップが揃うかについては、報道内で詳細な言及はなく、今後の発表が注目される。
なぜこのタイミングでの発表なのか
今回の発表が話題を呼んでいる背景には、iPhoneを展開するアップルがフォルダブル市場に参入するとの観測が広がっていることがあるとみられる。
サムスンはこれまでフォルダブルスマホ市場において先行者としての立場を築いてきた経緯がある。アップルの参入が現実になれば、市場の競争環境は大きく変わる可能性があり、サムスンとしては先手を打つ形でラインナップの拡充に動いたとみられる。
ただし、アップルのフォルダブル端末に関する具体的な発売時期や仕様については、今回の報道では明らかにされていない。
フォルダブル市場を取り巻く現状
フォルダブルスマホは、画面を折りたたむことで持ち運びやすさと大画面の両立を図る新しいフォームファクタ(製品の形状・仕様)として、近年各メーカーが力を入れている分野だ。
これまでは折りたたみによる耐久性やコストの高さが普及の壁とされてきたが、技術の成熟とともに市場規模は拡大傾向にあるとされる。
サムスンが3つの路線を用意することで、価格帯やサイズ、用途に応じた選択肢を消費者に提供する狙いがあるとみられるが、各モデルの具体的な価格や発売スケジュールについては、現時点の報道からは判断できない。
まとめ
サムスン電子は7月29日、フォルダブルスマホのラインナップを3路線に拡大する戦略を明らかにし、その第一弾として「Galaxy Z Fold8」を投入した。背景には、アップルのフォルダブル市場参入観測があるとみられ、今後の両社の動向次第でスマートフォン業界の競争図式が変化する可能性がある。今後の続報や各社の発表に注目したい。
出典: 東洋経済オンライン