AI検索で顧客増加、GoogleとAIは競合しないとShopifyが指摘

2026年8月6日、eコマース(電子商取引)プラットフォームを運営するShopifyが決算発表会で、AI検索とGoogle検索の関係について新たな見解を示した。AI検索の普及によりウェブサイトへの流入が減るという懸念が広がる中、Shopifyは「AI検索は新たな顧客の呼び込み口になっている」と説明した。

30秒でわかるポイント

  • Shopifyが8月6日の決算発表会でAI検索についての見解を公表
  • AI検索は「Google検索の代替」ではなく「新しい流入経路」と位置づけ
  • チャットAIへの質問が新規顧客獲得につながっているとの見方を示した

AI検索への懸念とは何か

近年、ユーザーがブラウザで検索する代わりにチャットAIへ直接質問し、知りたい情報や解説を得るケースが増えている。

この流れを受けて、「Google検索からウェブサイトへの流入が減少するのではないか」という懸念がインターネット業界で広がっていた。

検索エンジン経由の訪問者数はこれまで多くの企業にとって重要な集客手段であり、AI検索の台頭がその構造を変える可能性が指摘されてきた。

Shopifyが示した見解

こうした懸念に対し、Shopifyは決算発表会で異なる見方を提示した。

同社は、AI検索がGoogle検索を置き換えるものではなく、新しい流入経路として機能していると説明している。

具体的には、チャットAIに尋ねることをきっかけに、これまでリーチできていなかった新たな顧客層がShopify上のショップに訪れるケースが生まれているという趣旨の報告だった。

流入経路としてのAI検索

Shopifyの示した見方によれば、AI検索とGoogle検索は競合関係ではなく、それぞれ異なる形でユーザーを呼び込む経路として併存している状況にあるとみられる。

一方で、この見解はShopifyという一企業の決算発表における報告に基づくものであり、業界全体の傾向を確定的に示すものではない点には留意が必要だ。

AI検索の影響については、企業や業種によって受け止め方が異なる可能性があり、今後も様々な立場からの分析が続くとみられる。

まとめ

2026年8月6日、Shopifyは決算発表会でAI検索がGoogle検索を置き換えるのではなく、新たな顧客層を呼び込む流入経路になっているとの見方を示した。AI検索の普及によるウェブサイト流入への影響は業界内で懸念されてきたテーマだが、今回の報告は一つの企業の事例として参考になる情報と言える。今後、他の企業や業界団体からも同様の分析や異なる見解が示される可能性があり、AI検索とウェブサイト流入の関係については引き続き注目が集まりそうだ。

出典: Gigazine