一般財団法人日本道路交通情報センター(JARTIC)が提供する地図サービスで、千葉県内の道路について、実際にクルマが通行できた実績を確認できるようになったことが、8月14日に伝えられた。トヨタやホンダなど自動車メーカー5社が持つ走行データを集約した情報で、災害時や通行止め区間の把握などに役立つとみられる。
30秒でわかるポイント
- JARTICの地図サービスで千葉県の「通れた道」情報が確認可能に
- トヨタやホンダなど自動車メーカー5社のデータを集約
- 「最新1時間」「最新3時間」「最新6時間」の3種類を切り替えて表示できる
JARTICとは何か
JARTIC(日本道路交通情報センター)は、道路の交通情報を集約し、渋滞状況や通行止め情報などを提供している機関である。
これまでも道路交通情報を扱ってきたが、今回新たに、千葉県内における実際の通行実績データが地図上で確認できるようになった。
5社のデータを集約した「通れた道」情報
今回の取り組みでは、トヨタやホンダなど自動車メーカー5社が持つ、クルマの走行に関するデータが活用されている。
各メーカーが保有する車両の走行データを集約することで、特定の道路を実際にクルマが通行できたかどうかを、地図上で視覚的に確認できるようになった。
この仕組みにより、道路の状態を単一の情報源だけでなく、複数のメーカーが持つ実際の走行実績から把握できる点が特徴といえる。
3種類の時間帯で切り替え表示が可能
地図上で確認できる通行実績は、以下の3種類の時間帯から選んで表示できる。
- 最新1時間の通行実績
- 最新3時間の通行実績
- 最新6時間の通行実績
利用者は、確認したい時間帯を切り替えることで、直近の道路状況をより詳しく把握できる仕組みになっている。
例えば、災害発生直後など状況が刻々と変化する場面では「最新1時間」を選ぶことで、より新しい情報を確認できるとみられる。一方、より広い時間幅で傾向を見たい場合には「最新6時間」の表示が参考になると考えられる。
今後の展開について
今回伝えられた内容は、千葉県における「通れた道」情報の提供に関するものであり、他の地域への展開については、現時点で示された情報の中には含まれていない。
道路の通行実績データは、災害時の避難経路の検討や、通行止めが発生している区間の把握など、さまざまな場面での活用が想定される情報といえる。
まとめ
JARTICの地図サービスにおいて、千葉県内の道路の通行実績を、トヨタやホンダなど5社のデータをもとに確認できるようになったことが8月14日に伝えられた。表示は最新1時間・3時間・6時間の3種類から切り替えられ、利用者は状況に応じて必要な情報を選べる仕組みとなっている。今後、こうした複数メーカーのデータを活用した道路情報の提供が、どのように広がっていくか注目される。
出典: ITmedia NEWS