100歳超の高齢者に「がんを殺す免疫細胞」が多数存在、阪大・慶應大が研究発表

8月20日、大阪大学や慶應義塾大学などの研究チームが、100歳を超えて生きる高齢者の体内に「がん細胞を殺す珍しい免疫細胞」が多く存在するとの研究結果を発表した。長寿の秘密を科学的に解明する手がかりとして注目される。

30秒でわかるポイント

  • 100歳以上の高齢者は「センテナリアン」、110歳以上は「スーパーセンテナリアン」と呼ばれる
  • 大阪大学・慶應義塾大学などの研究チームが、これらの人々の体内を調査
  • がん細胞を殺す珍しい免疫細胞が多く見つかったと発表

センテナリアンとは何か

「センテナリアン」とは、100歳を超えて生きる高齢者を指す言葉である。

さらに110歳を超える人々は「スーパーセンテナリアン」と呼ばれ、世界的にも非常に希少な存在とされる。

こうした超長寿者の体内で何が起きているのかは、医学・生物学の分野で長年関心を集めてきたテーマである。

研究チームが発見した免疫細胞

今回、大阪大学や慶應義塾大学などの研究チームが、センテナリアンやスーパーセンテナリアンの体内を調査した。

その結果、これらの高齢者の体内にはがん細胞を殺す珍しい免疫細胞が多く存在することが分かったという。

免疫細胞は体内に侵入した異物やがん化した細胞を攻撃する役割を持つとされており、今回の発見はこの免疫の働きと長寿の関係を示す事例として位置づけられる。

長寿研究における位置づけ

概要によれば、今回の発表は日本の研究機関による共同研究の成果とされている。

長寿者の体内メカニズムを解明する研究は、老化やがんに関する医学研究全体においても重要なテーマの一つとされている。

なお、今回の情報では免疫細胞の詳細な種類名や作用の仕組みについては明らかにされておらず、研究の全体像については続報が待たれる状況とみられる。

今後の展開について

現時点で公開されている情報は、研究結果の概要にとどまっている。

具体的な研究手法や対象者数、今後の臨床応用の可能性などについては、続報や論文の詳細を通じて明らかになっていくとみられる。

まとめ

8月20日に大阪大学や慶應義塾大学などの研究チームが発表した内容によると、100歳を超える高齢者の体内には、がん細胞を殺す珍しい免疫細胞が多く存在することが分かった。長寿と免疫の関係を科学的に読み解く手がかりとして、今後の研究の進展が注目される。

出典: Gigazine