米Appleは8月25日、デスクトップPC「Mac Studio」の新モデルを発表した。新チップ「M5 Ultra」を搭載した上位モデルはメモリ容量が大幅に拡張され、AI(人工知能)処理を含む作業の選択肢が広がる。
30秒でわかるポイント
- 米Appleが8月25日、新チップ「M5 Ultra」搭載の「Mac Studio」新モデルを発表
- 上位モデルはユニファイドメモリを最大512GBまで搭載可能に
- 価格は41万9800円から
新チップ「M5 Ultra」とは
今回発表された新モデルの目玉は、新チップ「M5 Ultra」だ。Apple独自の設計によるこのチップは、AI関連の処理性能が従来モデル比で最大4.3倍に向上したとされる。
Mac Studioには2種類のチップが用意される。
- 上位モデル:M5 Ultra搭載、メモリ最大512GB
- 下位モデル:M5 Max搭載、メモリ最大128GB
用途や予算に応じて選べる構成となっている。
メモリ不足の影響で拡大した選択肢
背景には、世界的なメモリ不足の問題がある。概要によると、現行モデルではこれまでメモリの選択肢が最大96GBまでに絞られていたという。
今回の新モデルでは、上位モデルのメモリ上限が512GBまで拡大された。これにより、大容量メモリを必要とする映像編集やAI開発などの用途で、より高い処理能力を求めるユーザーの選択肢が広がることになる。
価格と位置づけ
新しいMac Studioの価格は41万9800円からとなっている。Mac Studioは元々、Appleのデスクトップ製品の中でもプロフェッショナル向けの高性能モデルという位置づけであり、映像・音楽制作やソフトウェア開発など、負荷の高い作業を行うユーザー層を主な対象としている。
今回のメモリ容量拡大とAI性能の向上は、こうした専門用途でのニーズに応える形になったとみられる。
まとめ
8月25日にAppleが発表したMac Studioの新モデルは、新チップ「M5 Ultra」の搭載によってAI性能を大きく高めつつ、メモリ不足の影響で制限されていた大容量メモリの選択肢を回復させた点が特徴といえる。価格は41万9800円からで、上位モデルは最大512GBのメモリを選べるようになった。専門的な作業を行うユーザーにとって、性能面での選択肢が広がる発表となった。
出典: ITmedia NEWS