17世紀ドイツ「魔女の家」の恐怖とは?拷問と財産没収の仕組みをGigazineが解説

9月2日、Gigazineは17世紀ドイツ・バンベルクに実在した「魔女の家」と呼ばれる専用刑務所について、YouTubeチャンネル「Kurzgesagt」の解説動画をもとに紹介した。

30秒でわかるポイント

  • 17世紀ドイツ・バンベルクに「魔女」告発者専用の刑務所が存在した
  • 拷問で自白させ、新たな告発者を生み出す連鎖の仕組みがあった
  • 処刑者の財産没収が次の魔女裁判の資金源になっていた

バンベルクに存在した専用刑務所

17世紀のドイツ・バンベルクには、魔女として告発された人々を収容する専用の刑務所が存在したと伝えられている。

この施設では拷問によって自白を引き出し、さらに新たな告発者を生み出す仕組みが取られていたという。

科学系の情報を扱うYouTubeチャンネル「Kurzgesagt」が、アニメーション動画でこの歴史的な事例を解説している。

拷問がもたらした告発の連鎖

概要によると、拷問を受けた人が知人の名前を挙げることで、その人物も新たに逮捕される連鎖が起きていたと伝えられている。

一人の告発が次々と別の人を巻き込む構造になっていたとみられ、告発の連鎖が止まらない仕組みだったことがうかがえる。

処刑者の財産が裁判を支える構造

この魔女裁判には、経済的な仕組みも存在していたと解説されている。

処刑された人の財産が没収され、その資金が次の魔女裁判を運営するために使われていたという。

つまり裁判そのものが自己増殖的に続いていく構造になっていたとみられる。

歴史を科学系チャンネルが取り上げる意義

今回の話題は、科学系の情報発信で知られる「Kurzgesagt」が歴史的な事例をアニメーションで紹介した点が特徴といえる。

科学や社会の仕組みを扱うチャンネルが歴史上の制度的な問題を取り上げることで、当時の社会構造を多角的に理解する手がかりになっているとみられる。

まとめ

17世紀ドイツ・バンベルクに存在した「魔女の家」は、拷問による自白と告発の連鎖、そして処刑者の財産没収が次の裁判を支えるという、制度として機能していた仕組みだったことが今回の解説から伝えられている。歴史的な事例ではあるものの、権力と経済が結びついた制度がどのように継続していくのかを考えるきっかけになる内容といえるだろう。

出典: Gigazine