ソニーがPS向けゲームディスク生産を2028年終了へ “円盤”から配信への転換点

7月3日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、PlayStation向け新作ゲームの光学ディスク生産を2028年1月に終了する方針であることが伝えられました。CD(コンパクトディスク)を世に送り出したソニーが、ゲーム流通の主役だった「円盤」に区切りをつける動きとして注目されています。

何が起きたのか

報じられた内容によると、SIEはPlayStationコンソール向けの新作ゲームについて、ディスク(物理メディア)の生産を2028年1月に終える計画です。ゲームソフトを収録する光学ディスクは、これまで長く流通の主要な手段として使われてきました。しかし、その役割がいよいよ変わり始めているとみられます。

ゲームを収録するメディアとしての光学ディスクは、40年近い歴史を持つとされています。今回の動きは、その長い歴史における一つの転換点と位置づけられています。

ディスクからダウンロードへ

近年のゲーム販売では、インターネットを通じてソフトを直接購入・ダウンロードする「デジタル配信」が広がっています。プレイヤーは店舗でパッケージを買わなくても、自宅からオンラインでゲームを入手できるようになりました。

こうした背景から、物理的なディスクを製造・流通させる意義が以前より小さくなってきたとみられます。今回のディスク生産終了は、こうしたデジタル配信への移行という大きな流れの中で捉えられる出来事といえます。

なお、ディスクそのものを再生する仕組みやサービスがどうなるかといった細部については、今回伝えられた情報の範囲を超えるため、断定はできません。

CDを生んだソニーという文脈

ソニーはかつてCDという光学メディアの普及に関わった企業として知られています。そのソニーのグループ会社であるSIEが、ゲーム分野で光学ディスクの生産に区切りをつけようとしている点に、時代の移り変わりを感じる人もいるかもしれません。

物理メディアには「手元にモノとして残る」「中古として売買できる」といった特徴があります。一方でデジタル配信には「すぐに入手できる」「在庫や店舗が不要」といった利点があります。それぞれに長所と短所があり、どちらが良いかは利用者の使い方や考え方によって評価が分かれる部分です。

まとめ

  • 7月3日、SIEがPlayStation向け新作ゲームのディスク生産を2028年1月に終了する方針が伝えられました。
  • ゲーム流通は物理ディスクからデジタル配信へと軸足を移しつつあるとみられます。
  • CDを生んだソニーが、ゲームの「円盤」に区切りをつける動きとして注目されています。

物理メディアと配信のどちらを好むかは人それぞれです。自分のゲームの買い方や楽しみ方を振り返るきっかけとして、この話題を身近に考えてみてはいかがでしょうか。