2026年7月31日、ターミナルエミュレーター「Ghostty」の開発者であり、HashiCorp共同創業者でもあるミッチェル・ハシモト氏が、新会社「Superlogical」の設立を発表した。人間とAI(人工知能)が行う作業を一つの基盤でまとめる、新しいソフトウェア開発の形を目指す取り組みとして注目されている。
30秒でわかるポイント
- ミッチェル・ハシモト氏が新会社「Superlogical」を設立
- 第一弾は複数のターミナル作業を長期間維持・共有できる新型ツール
- 将来的には人間とAIエージェントの作業を統合する基盤構築を目指す
ミッチェル・ハシモト氏とは何者か
ミッチェル・ハシモト氏は、インフラ管理ツールなどを手がけるHashiCorpの共同創業者として知られる人物である。
近年は個人でターミナルエミュレーター「Ghostty」を開発しており、開発者コミュニティで高い評価を得てきた。
そのハシモト氏が、今回新たに立ち上げたのが「Superlogical」という会社である。
最初の一手はターミナルマルチプレクサー
Superlogicalが最初に手がけるのは、新しい「ターミナルマルチプレクサー」の開発だという。
ターミナルマルチプレクサーとは、1つの画面上で複数のターミナル(コマンドを入力して操作する画面)を同時に扱えるようにするソフトウェアのことを指す。
概要によれば、このツールは複数のターミナルでの作業内容を長期間維持し、共有できる点が特徴とされている。
従来のツールと比べて、作業の継続性や共有のしやすさに重点を置いた設計になっているとみられる。
人間とAIエージェントの作業を統合する構想
Superlogicalが目指すのは、単なるターミナルツールの提供にとどまらない。
概要では、将来的に人間とAIエージェントが行う「さまざまなソフトウェア作業を統合する基盤」の構築を目指すとされている。
近年、AIエージェントと呼ばれる自律的にタスクをこなすAIプログラムが、プログラミングや作業の自動化に活用される場面が増えている。
こうした流れの中で、人間の作業とAIの作業を一つの土台の上でシームレスに扱える仕組みを作ろうとしている点が、Superlogicalの構想の核心と言える。
現時点では具体的なリリース時期や製品の詳細な機能については、続報を待つ必要があるとみられる。
まとめ
ミッチェル・ハシモト氏が新会社Superlogicalを設立し、まずは複数のターミナル作業を維持・共有できる新型ツールの開発から着手することが明らかになった。将来的には人間とAIエージェントの作業を一体化する基盤づくりを目指す構想であり、ソフトウェア開発の現場に新たな選択肢をもたらす可能性がある。今後の開発の進展や具体的な製品情報については、続報が待たれる。
出典: Gigazine