7月17日、GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)が、在職中に無断で別会社を設立し、他社と不正に契約を結んでいた元従業員を懲戒解雇したことが明らかになった。企業のコンプライアンス(法令遵守)や従業員の利益相反行為を考えるうえで、社会人・就活生にとっても押さえておきたい事案だ。
何が起きたのか
GMOペイメントゲートウェイの発表などによると、問題となったのは同社の元従業員である。この元従業員は、在職中に会社に無断で別会社を設立していたとされる。
そのうえで、あたかも勤め先であるGMO-PGと関係があるかのように見せかけ、日本ゲームカードと契約を結んでいたと伝えられている。こうした行為は、会社に対する背信や利益相反にあたる可能性があり、GMO-PGはこの元従業員を懲戒解雇(企業が科す最も重い処分)とした。
現時点で公表されているのは以上の枠組みであり、契約の詳細な金額や具体的な経緯のすべては明らかになっていない。
発端は週刊誌報道
この問題が表面化した発端は、週刊誌による報道だったと伝えられている。報道では、実業家の神田うの氏の夫による「恫喝音声」とされる内容が取り上げられたという。
こうした報道を受け、事案の関係性が注目される形となった。ただし、報道で取り上げられた人物と今回の不正契約との関係については、慎重な確認が必要な段階にある。
GMO側の見解
一連の報道を受け、GMOインターネットグループの熊谷正寿氏は、自身のX(旧Twitter)で見解を示した。熊谷氏は「神田うのさんは、本件に一切関係していない」と投稿し、報道で名前が挙がった人物と今回の懲戒解雇の事案は無関係であるとの立場を明確にした。
このように、週刊誌報道で取り上げられた人物と、企業が処分の対象とした元従業員の行為を切り分けて捉える必要がある。企業側は不正契約そのものを問題として対応した一方、報道で言及された第三者については「関係していない」との見解を出しており、情報を受け取る側も両者を混同しないことが求められる。
まとめ
今回の事案は、企業内の従業員が在職中に無断で別会社を設立し、勤め先の名前を利用する形で他社と契約を結んでいたという点が中心にある。GMOペイメントゲートウェイはこの元従業員を懲戒解雇した。
一方で、発端となった週刊誌報道に登場した人物については、GMOグループの熊谷正寿氏が「本件に一切関係していない」との見解を示している。報道で名前が挙がることと、実際の処分対象となった行為は別のものであり、事実関係を冷静に区別して受け止めることが大切だ。今後の続報にも注意しておきたい。
※本記事は2026年7月17日公開の報道に基づいています。