7月31日、IBM(米IT大手)が量子コンピュータに関する新たな成果を発表したと朝日新聞が伝えた。従来のスーパーコンピュータでは再現が難しいとされる現象を、検証可能な形で示したという。
30秒でわかるポイント
- IBMが「検証可能な量子優位性」を示す成果を発表
- 日本のスーパーコンピュータ「富岳」でも再現できない現象を再現したとされる
- 詳細な実験内容や数値は現時点で公表情報が限られている
IBMが発表した内容とは
朝日新聞の報道によれば、IBMは量子コンピュータを使い、従来型のコンピュータでは実現が難しいとされる計算処理を行ったと発表した。
この成果は「検証可能」である点が特徴とされ、単なる計算の速さだけでなく、結果の正しさを第三者が確認できる形で示された点が注目されている。
「量子優位性」とは何か
量子優位性とは、量子コンピュータ(量子力学の原理を使って計算を行うコンピュータ)が、従来型のコンピュータでは現実的な時間内に解けない問題を解けることを指す言葉として使われている。
これまでも量子優位性を主張する研究発表はあったが、その結果を従来型コンピュータ側で検証できるかどうかが議論の対象になってきたとみられる。今回のIBMの発表は、この「検証可能性」に重点を置いた点が特徴とされている。
富岳との比較で示された点
今回の発表では、日本の理化学研究所などが運用するスーパーコンピュータ「富岳」でも再現が難しい現象を、量子コンピュータ側で再現したとされている。
- 富岳は世界トップクラスの計算性能を持つスーパーコンピュータとして知られる
- 今回の発表は、そうした高性能な従来型コンピュータとの比較の中で行われたとみられる
- 具体的な計算内容や条件についての詳細は、現時点で報道された概要には含まれていない
なお、今回の発表内容の技術的詳細や今後の展開については、続報を待つ必要があるとみられる。
まとめ
7月31日に朝日新聞が伝えたところによると、IBMは検証可能な形で量子優位性を示す成果を発表し、日本のスーパーコンピュータ「富岳」でも再現が難しい現象を再現したとされる。詳細な技術情報は限られているものの、量子コンピュータの実用化に向けた研究の進展を示す動きとして注目される。今後、専門家による評価や追加の情報公開が待たれる状況だ。
出典: 朝日新聞