Microsoft Edge、MV2拡張機能を段階的無効化へ uBlock Originなど広告ブロッカーに影響

2026年8月10日、Microsoftは「Microsoft Edge」において拡張機能の仕組み「Manifest V2(MV2)」を段階的に無効化し、新しい仕組み「Manifest V3(MV3)」への移行を進めると発表した。これにより、MV2版のuBlock Originなど従来型の広告ブロッカーが使えなくなる可能性がある。

30秒でわかるポイント

  • MicrosoftがEdgeでのMV2拡張機能の段階的無効化を2026年8月から開始
  • 一般ユーザーは2026年末までにMV3への移行が完了する予定
  • uBlock Originなど一部の広告ブロッカーが利用できなくなる見込み

Manifest V3とは何か

Manifest V3(MV3)とは、ブラウザの拡張機能を作るための新しい設計方式のこと。

Googleが先行して「Chrome」で導入を進めてきた仕組みで、拡張機能がブラウザ内で扱える権限や動作の範囲を制限する内容となっている。

Microsoftは今回、EdgeでもこのMV3への切り替えを本格化させる方針を示した。

いつから始まるのか

Microsoftの発表によると、MV2拡張機能の無効化は以下のスケジュールで進む。

  • 2026年8月:段階的な無効化を開始
  • 2026年末まで:一般ユーザー向けの移行を完了予定

すでにChromeでは同様の移行が進められており、Edgeもこれに続く形となった。

広告ブロッカーへの影響

今回の変更で特に注目されているのが、広告ブロッカー機能への影響だ。

uBlock Originをはじめとする従来型(MV2版)の広告ブロッカーは、MV2の仕組みに依存して動作している。MV2が無効化されると、これらの拡張機能は正常に機能しなくなる見込みとみられる。

一方で、MV3に対応した新しいバージョンの広告ブロッカーへの移行が進められており、機能を維持できる選択肢も用意されているとみられる。

ユーザーはどう対応すべきか

Edgeを使っているユーザーは、自分が利用している拡張機能がMV3に対応しているかを確認しておく必要がある。

MV2版のままの拡張機能を使い続けている場合、無効化のタイミングで機能が使えなくなる可能性があるため、事前に対応版への切り替えを検討することが望ましいとみられる。

まとめ

Microsoftは2026年8月10日、EdgeにおけるMV2拡張機能の段階的無効化とMV3への移行を発表した。Chromeに続く形での対応となり、一般ユーザーは2026年末までに移行が完了する予定だ。uBlock Originなど従来型の広告ブロッカーを使っているユーザーは、対応版の有無を確認しておくとよいだろう。

出典: Gigazine