米航空宇宙局(NASA)は8月4日(現地時間)、米SpaceX社のロケット「Falcon 9」の使用済み上段が8月5日未明に月へ衝突する見通しだと発表した。人工物が月に衝突する事例として注目される一方、地球への影響はないとされている。
30秒でわかるポイント
- NASAが8月4日、Falcon 9の使用済み上段が月に衝突すると発表
- 衝突予定は8月5日未明、地点は月面のアインシュタイン・クレーターとベル・クレーター付近
- 地球への危険性はないとNASAが説明
NASAが発表した内容とは
NASAは8月4日(現地時間)、SpaceXのロケット「Falcon 9」の使用済み上段が月に衝突する見通しだと公表した。
発表によると、衝突する確率は100%とされており、8月5日未明に月面へ落下する見通しだという。
Falcon 9はSpaceXが運用する主力ロケットで、打ち上げ後に使用済みとなった上段(ロケットの一部分)が、そのまま宇宙空間に残されていたとみられる。
衝突予定地点はどこか
NASAによると、衝突が予想される地点は月面の2つのクレーター付近だという。
- アインシュタイン・クレーター
- ベル・クレーター
この2つのクレーターは月面上に位置しており、いずれも既存の地形として知られている。使用済みロケットはこの周辺に落下する見通しとされている。
地球への影響はあるのか
NASAはこの衝突について、地球への危険はないと説明している。
月への衝突はあくまで月面上で起こる現象であり、地球上の人々の生活や安全に直接影響を及ぼすものではないという。
宇宙空間には打ち上げ後に不要となったロケットの部品や人工衛星の残骸(スペースデブリと呼ばれる宇宙ゴミ)が存在しており、こうした物体が天体に衝突する事例はこれまでも報告されてきた。今回のケースも、そうした事例の一つとみられる。
まとめ
NASAは8月4日、SpaceXの使用済みロケット上段が8月5日未明に月へ衝突する見通しだと発表した。衝突地点は月面のアインシュタイン・クレーターとベル・クレーター付近とされ、地球への危険性はないという。宇宙開発が進む中、使用済み機材の扱いや宇宙ゴミの問題は今後も注目されるテーマとなりそうだ。
出典: ITmedia NEWS