XBOXが広告付き無料ゲームストリーミングのテスト開始 Insider限定で新機能を検証

7月24日、Microsoftが家庭用ゲーム機XBOXにおいて、広告付きで無料のゲームストリーミングプレイ機能のテストを開始したことが伝えられました。ゲームのプレイ方法が「所有」から「ストリーミング」へと変化しつつある中で、そのビジネスモデルの新たな選択肢を示す動きとして注目されます。

何が始まったのか

今回テストが始まったのは、自分が保有しているゲームを広告付きながらも無料でストリーミングプレイできるという機能です。対象となるのは、XBOXの最新機能をいち早く体験できる「XBOX Insider Program」の参加者に限定されているとされています。

XBOX Insider Programとは、Microsoftが正式リリース前の新機能を一部のユーザーに先行提供し、フィードバックを集めるためのテストプログラムです。今回の広告付きストリーミング機能も、この枠組みの中で検証段階に入ったとみられます。

ゲームストリーミングとは

ゲームストリーミングとは、ゲームの処理を手元の機器ではなくクラウド上のサーバーで行い、その映像を通信を通じて手元の画面に届ける仕組みのことです。高性能なゲーム機やパソコンがなくても、比較的手軽にゲームを楽しめる点が特徴とされています。

これまでもクラウドを使ったゲームプレイ自体は提供されてきましたが、今回の特徴は「広告付き」を条件に「無料」で利用できるという点にあります。動画配信サービスなどで一般的になっている「広告を見る代わりに料金を抑える」というモデルを、ゲームストリーミングに応用した形といえます。

想定される受け止め方

この機能に対しては、さまざまな見方が想定されます。

一方では、追加の料金負担なくストリーミングでゲームを遊べる選択肢が増える点を評価する声が考えられます。すでに保有しているゲームを、対応機器がなくても手軽に楽しめる利便性は利用者にとってのメリットとなり得ます。

他方で、プレイ中に広告が表示されることによる体験への影響を懸念する見方もあり得ます。広告の表示頻度や表示のタイミングがどのように設計されるかによって、利用者の評価は分かれる可能性があります。現時点でテスト段階であるため、今後の検証を通じて仕様が変わることも考えられます。

なお、正式に一般提供されるかどうかや、その時期・条件については、今回伝えられた情報には含まれていません。

まとめ

7月24日、MicrosoftがXBOXで広告付き無料ゲームストリーミングのテストを、Insider Program参加者限定で開始したと伝えられました。広告と引き換えに無料でプレイできるという仕組みは、ゲームの遊び方や課金の形が多様化する流れを示すものといえます。テスト段階であるため今後の展開は不透明ですが、ゲーム業界のビジネスモデルを考えるうえで興味深い話題です。