8月11日、YouTubeは「YouTubeパートナープログラム」の参加条件を2027年2月から引き上げると発表した。動画配信で収入を得たい人にとって、参加の難易度が大きく変わる可能性がある。
30秒でわかるポイント
- 新規参加条件が2027年2月から従来の2倍に引き上げられる
- 長尺動画は再生時間8000時間、ショート動画は再生数2000万回が基準
- 既存クリエイターの長尺動画には影響なし、ショートは維持条件あり
新規参加の条件はどう変わるのか
YouTubeパートナープログラムは、動画に広告を表示して収益を得られる仕組みだ。
2027年2月からの新基準では、新規参加を希望するクリエイターに以下のいずれかが求められる。
- 長尺動画の再生時間が8000時間以上
- ショート動画の再生数が2000万回以上
これは現行基準のおよそ2倍にあたる水準とされ、新たに収益化を目指す人にとってはハードルが上がる形になる。
既存クリエイターへの影響は
今回の変更で注目されるのは、すでに収益化を達成している既存クリエイターの扱いだ。
概要によると、長尺動画については既存クリエイターへの影響はないとされている。
つまり、すでに長尺動画で収益化条件を満たしているクリエイターは、新基準の対象外となる見通しだ。
ショート動画には維持条件が追加
一方、ショート動画の広告分配については状況が異なる。
既存クリエイターであっても、直近90日間で1000万回再生を継続する必要があるとされている。
この条件を満たせなくなった場合、ショート動画での広告分配に影響が出る可能性がある。長尺動画とは異なる扱いになる点が特徴だ。
なぜこの変更が注目されるのか
YouTubeは動画投稿を通じた収益化の代表的な仕組みとして、多くのクリエイターに利用されている。
参加条件の引き上げは、新たに収益化を目指す人々の間口を狭める一方、既存の視聴者基盤やコンテンツの質を重視する狙いがあるとみられる。
ただし、なぜ2倍という水準に設定されたのか、具体的な理由については概要の中で明らかにされていない。
今後、新規クリエイターの参入動向やショート動画の投稿傾向に変化が出るか注目される。
まとめ
2027年2月から、YouTubeパートナープログラムの新規参加条件が長尺動画・ショート動画ともに現行のおよそ2倍に引き上げられる。既存クリエイターの長尺動画には影響がないとされるが、ショート動画では直近90日間で1000万回再生を継続する条件が新たに課される。動画配信での収益化を目指す人や、すでに活動しているクリエイターにとって、今後の制度変更の詳細に注目が集まりそうだ。
出典: ITmedia NEWS