睡眠は「時間」より「規則性」が寿命に影響?学術誌SLEEP掲載研究が示す新知見

毎晩バラバラの時間に寝ていませんか。7月16日にGigazineが伝えた記事によると、睡眠の「長さ」だけでなく「規則性」も健康に大きく関わることが、学術研究で示されているといいます。忙しい社会人や学生にとって、生活リズムを見直すきっかけになる話題です。

「睡眠時間」より「睡眠の規則性」が重要という研究

これまで「睡眠時間が短いと健康に悪い」という話は広く知られてきました。しかし今回紹介された内容では、それだけでなく「睡眠の規則性」も重要な要素だとされています。

Gigazineによれば、2024年1月に睡眠に関する学術誌「SLEEP」に掲載された論文では、「睡眠時間の長さ」よりも「睡眠の規則性」の方が、死亡リスクに与える影響が大きいという結果が示されたと伝えられています。

つまり、単に長く眠るかどうかだけでなく、毎日同じような時間帯に眠り、同じような時間に起きるという「リズムの安定」が、健康との関わりで注目されているということです。

「睡眠の規則性」とは何を指すのか

ここでいう「睡眠の規則性」とは、就寝・起床の時間が日によってどれだけ一定しているかを表す考え方だと受け止められます。

たとえば平日は早寝早起きなのに、休日は昼まで寝てしまうといった生活は、睡眠時間そのものが十分でも「規則性」が低い状態と考えられます。今回の研究結果は、こうした就寝・起床のブレが健康リスクと関わる可能性を指摘するものと伝えられています。

なお、記事で紹介されているのは学術誌に掲載された研究結果であり、個々人の健康状態や生活環境によって影響の度合いは異なるとみられます。具体的な健康管理については、専門家や医療機関の判断が必要になる点には留意が必要です。

生活リズムを見直す視点として

この話題が注目される背景には、現代人の生活リズムが乱れやすいという事情があると考えられます。夜勤やシフト勤務、受験勉強や残業などで、就寝・起床の時間が日によって大きく変わる人は少なくありません。

今回の研究結果は、「とにかく長く寝ればよい」という発想だけでなく、「毎日なるべく同じリズムで眠る」という視点の大切さを示すものとして受け止められます。ただし、これは一つの研究に基づく知見であり、睡眠時間そのものが不要になるという意味ではない点に注意が必要です。

まとめ

7月16日にGigaz32が伝えた記事では、学術誌「SLEEP」に2024年1月に掲載された論文を紹介し、「睡眠時間の長さ」より「睡眠の規則性」の方が死亡リスクへの影響が大きいという結果を示しました。

睡眠については時間の確保が重視されがちですが、就寝・起床のリズムを一定に保つことも一つの視点として挙げられます。自分の生活リズムを振り返る材料として、覚えておきたい話題だといえるでしょう。