7月31日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、衛星インターネット「Starlink」をロシア国内へのドローン攻撃に使わせてほしいとアメリカのドナルド・トランプ大統領に要求していたと報じられました。
30秒でわかるポイント
- ゼレンスキー大統領は7月28日にトランプ大統領と会談し、StarlinkのロシアでのDrone攻撃利用を要求したと7月31日に報じられた
- ロシアによるウクライナ侵攻は2022年2月から続いており、2026年7月下旬の爆撃では少なくとも15人が死亡した
- Starlinkは通信インフラとして戦場で使われてきたが、攻撃目的での利用には賛否がある
何が起きたのか
報道によると、ゼレンスキー大統領は7月28日、トランプ大統領との会談の中で、Starlinkをロシア国内へのドローン攻撃に活用できるようにしてほしいと求めたとされています。この要求が明らかになったのは7月31日のことで、会談の詳細なやり取りについては現時点で限定的な情報しか伝えられていません。
ウクライナ侵攻の現状
ロシアによるウクライナ侵攻は2022年2月に始まって以来、記事作成時点でも継続しています。
- 2026年7月下旬にウクライナ各地で爆撃が行われた
- この爆撃により少なくとも15人が死亡したと伝えられている
- 侵攻開始から現在まで4年以上が経過している
こうした背景の中で、ウクライナ側は防衛・反撃の手段を模索し続けているとみられます。
Starlinkとは何か、なぜ注目されるのか
Starlinkは、宇宙開発企業スペースX(アメリカの民間宇宙企業)が提供する衛星インターネットサービスです。地上の通信インフラが破壊された地域でも通信を確保できることから、ウクライナでは戦場での通信手段として広く使われてきました。
今回報じられた要求は、この通信インフラをドローン攻撃という軍事目的により直接的に利用することを求めるものです。通信サービスを攻撃作戦に活用することについては、技術的な側面だけでなく、提供企業や関係国の立場によってさまざまな見解があるとみられます。ロシア側の反応や、トランプ大統領がこの要求にどう応じたかについては、現時点で詳しい情報は伝えられていません。
まとめ
7月31日に報じられたところによると、ゼレンスキー大統領は7月28日の会談でStarlinkをロシア国内へのドローン攻撃に使わせてほしいとトランプ大統領に求めたとされています。2022年2月から続くロシアによるウクライナ侵攻は今も終息の兆しが見えず、7月下旬の爆撃でも多くの犠牲者が出ました。今後、この要求に対する米国側の対応や、Starlinkの軍事利用をめぐる各国・関係企業の見解がどのように示されるか注目されます。
出典: Gigazine