JAXA、火星衛星探査機「MMX」10月20日打ち上げへ 成功なら世界初の試料回収に

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月20日、火星衛星探査計画「MMX」の探査機について、10月20日午前4時41分3秒に打ち上げると発表した。帰還に成功すれば、火星の衛星からの試料回収は世界初となる注目のミッションだ。

30秒でわかるポイント

  • JAXAが8月20日、探査機「MMX」の打ち上げ日時を発表
  • 打ち上げは10月20日午前4時41分3秒、主力ロケット「H3」10号機を使用
  • 帰還に成功すれば火星の衛星からの試料回収は世界初

MMXとは何か

MMX(Martian Moons eXploration)は、火星の衛星を対象とした探査計画だ。

火星には「フォボス」と「ダイモス」という2つの衛星があり、MMXはこのうちのどちらかから試料を採取し、地球に持ち帰ることを目指している。

試料の分析によって、火星の衛星がどのように形成されたのか、手がかりが得られると期待されている。

打ち上げの詳細

JAXAが8月20日に発表した内容によると、打ち上げに関する情報は以下の通りだ。

  • 打ち上げ日:10月20日
  • 打ち上げ時刻:午前4時41分3秒
  • 使用ロケット:主力大型ロケット「H3」10号機

H3ロケットはJAXAが開発を進めてきた大型ロケットで、今回のMMX打ち上げに使用される10号機がどのような役割を担うかが注目される。

世界初の試料回収に挑む意義

もし探査機が無事に帰還し、火星の衛星から採取した試料を地球に持ち帰ることができれば、これは世界初の快挙となる。

これまで小惑星からの試料回収は実現してきたが、火星の衛星からの回収例はまだない。

MMXが成功すれば、火星やその衛星の成り立ちに関する研究に新たなデータが加わることになるとみられる。

まとめ

JAXAは8月20日、火星衛星探査機「MMX」を10月20日午前4時41分3秒に「H3」10号機で打ち上げると発表した。帰還に成功すれば、火星の衛星からの試料回収は世界で初めての事例となる。今後、打ち上げの準備状況や具体的な探査計画の詳細が続報として伝えられることが見込まれる。

出典: ITmedia NEWS